今回は当店で提供しているジンジャーエール・ホットジンジャーに使用する、ジンジャーシロップの作り方を紹介します。
飲み物にはもちろん、生姜焼きなどの料理にも使えるうえに、ご家庭でも簡単に作れるので常備しておくのもいいかと思います!
ジンジャーシロップのレシピ
仕上がりは全重量の50~55%くらいになります
生姜…400g
甜菜糖(上白糖でも)…320g
水…400g
レモン汁…大1~
シナモン…2㎝ほど
カルダモン…5粒ほど
クローブ…15粒ほど
ブラックペッパー…15粒ほど
一般的なジンジャーシロップのレシピでは生姜・砂糖・水を同量で作る場合が多いですが、個人的には少し甘すぎる気がするので、当店では甜菜糖は生姜の8割にしています。
レモン汁以下の材料はなくても美味しいシロップができるので、揃えるのが面倒な場合は上3つの材料だけでオッケーです。
煮詰めた後の仕上がりは全量(1120g+@)の50~55%くらいになりますので、この分量だと600cc前後のシロップが作れます。
ジンジャーシロップの作り方
- 生姜はよく洗い、汚れている部分は包丁かスプーンで剥いておく
 - 適当な大きさに切り分け、繊維に沿ってスライスする
 - 生姜をボウルに入れ、甜菜糖とスパイス類を入れて全体を混ぜ合わせ、1日置く
 - 鍋にボウルの中身と水・レモン汁を入れて強火にかける
 - 沸騰したら弱火にして25分煮る
 - 漉して完成
 
画像付きで解説していきます。
まず、生姜は皮ごと使いますので、よく水洗いしておきましょう。

水洗いで落ちない汚れは、包丁やスプーンを使って剥いておきます。

筋の向きと垂直(赤矢印方向)に切っていきますが、大きい塊は半分(黒線方向)に切ってからのほうが切りやすいかと思います。
正直、どの方向で切っても個人的には違いは感じないので、切りやすいように切ってください。

すべて切ったらボウルに入れ、甜菜糖とスパイスを入れて全体を混ぜ、ラップをして1日置きます。
今回はレモンの輪切りを使ったのでこのタイミングで入れておきましたが、レモン汁だけ使う場合はこの後の工程で入れてもいいです。

一日置いたら生姜からこれだけ水分が出てきます。

これを鍋に入れ、水を加えて強火で沸かしていきます。ボウルの中身を鍋に移した後、ボウルに砂糖が残りがちなので、先に分量の水をボウルに入れて砂糖を溶かして鍋に入れましょう。
レモン汁はここで入れても、火入れせず仕上げに入れてもどっちでもいいです。個人的に、それなりの量を入れない限りレモンの効果を実感できないのが正直な感想…

沸騰したら泡が少しぷくぷくするくらいの弱火にして、25分煮込みます。
25分にこだわる理由はとくにありません。濃縮させたいなら30分でもいいでしょう。要は、細かいことは気にするな…です。

25分経ったら漉して完成です。
清潔なビンなどに入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵庫で1ヶ月は持ちますが、時間が経っている場合は一応、飲む前に変なにおいがしないか確認しましょう。

残った生姜はオーブンでカリカリに乾燥させれば、生姜チップスができます。他にも醤油と酒を適量絡めて佃煮なんか作ってもいいんじゃないでしょうか。
残った生姜を使いたい場合、スパイスはお茶パックに入れて使うと取り出す手間が省けるのでお勧めです!
あ、仕上がったシロップの写真撮るの忘れた…
自家製ジンジャーエール
シロップと炭酸水を1:4くらいで割ると、ちょうどいい塩梅のジャンジャーエールになると思います。まぁ割合はお好みで調整してください。
僕はお酒を飲みませんが、友人曰くこのシロップでハイボールにすると抜群に美味しいらしいです。

  
  
  
  

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